通勤や通学、在宅作業でワイヤレスヘッドホンを使っていると、充電の頻度や本体の重さが気になりますよね。バッテリーが途中で切れたり、長時間の装着で頭や耳が疲れたりすると、音楽や動画へ集中しにくくなります。
そこで購入したのが、AnkerのオーディオブランドSoundcoreから販売されている「Soundcore H30i」です。
Soundcore H30iは約183gの軽量なオンイヤーヘッドホンで、最大70時間の音楽再生に対応しています。Bluetooth 5.3によるワイヤレス接続だけでなく、付属の3.5mm AUXケーブルを使った有線接続も可能です。
さらに、スマートフォンとパソコンなど2台の機器へ同時に接続できるマルチポイントや、Soundcoreアプリを使ったイコライザー調整にも対応しています。一方で、アクティブノイズキャンセリングには対応しておらず、オンイヤー型特有の側圧や音漏れも購入前に確認したいポイントです。
ただし、現在はAnker公式ストアや楽天市場の公式ショップで在庫切れとなることがあり、以前より購入しにくくなっています。
本記事では、Soundcore H30iを実際に購入して使った感想をレビューします。音質や装着感、バッテリー持ち、持ち運びやすさ、メリットとデメリット、口コミの傾向に加えて、H30iを購入できない場合の代替候補「Soundcore Q20i」も紹介します。
- Soundcore H30iの機能と主な特徴
- 実際に使って感じた音質や装着感
- Soundcore H30iのメリットとデメリット
- ノイズキャンセリングやマルチポイントの対応状況
- Soundcore H30iの口コミ・評判
- Soundcore H30iの現在の販売状況とQ20iとの違い
約183gと軽く、最大70時間の音楽再生に対応。スマートフォンとパソコンなど2台へ同時接続できるマルチポイントや、3.5mm AUXケーブルを使った有線接続にも対応しています。
一方、アクティブノイズキャンセリングには対応しておらず、オンイヤー型なので装着感には好みが分かれます。ANCを重視する場合やH30iが購入しにくい場合は、Soundcore Q20iも比較候補になります。
Anker Soundcoreとは?
Soundcoreは、モバイルバッテリーや充電器などで知られるAnkerグループが展開するオーディオブランドです。
完全ワイヤレスイヤホン、オープンイヤー型イヤホン、ヘッドホン、Bluetoothスピーカーなど、幅広いオーディオ製品を販売しています。比較的手頃な価格帯の商品から、ノイズキャンセリングやハイレゾ再生に対応した上位モデルまで、用途に合わせて選びやすいことが特徴です。
今回紹介するSoundcore H30iは、Soundcoreで初めて発売されたオンイヤー型のワイヤレスヘッドホンです。約183gの軽量設計と最大70時間の長時間再生を特徴とし、2024年1月に発売されました。
Soundcore H30iとは?
Soundcore H30iは、イヤーパッドを耳の周囲ではなく、耳の上へ乗せて装着するオンイヤー型のワイヤレスヘッドホンです。
40mmの大口径ドライバーを搭載し、Bluetooth 5.3によるワイヤレス接続に対応しています。付属のAUXケーブルを使えば、充電残量が少ないときも有線ヘッドホンとして利用できます。
最大70時間の音楽再生に対応しているため、通勤・通学や在宅作業で頻繁に充電したくない方にも使いやすいモデルです。また、イヤーカップを90度回転させて平らにできるため、バッグへ収納するときも厚みを抑えられます。
専用のSoundcoreアプリを使用すると、イコライザー設定やファームウェア更新、マルチポイント接続などの機能を利用できます。
一方で、Soundcore H30iはアクティブノイズキャンセリングに対応していません。電車や飛行機など、周囲の騒音を大きく軽減したい場合は、ノイズキャンセリング対応モデルのほうが向いています。
Soundcore H30iはこんな人に向いている?
実際にSoundcore H30iを使った感想から、選びやすいケースと、購入前に確認しておきたいケースを整理します。
本体は約183gと軽く、最大70時間の音楽再生に対応しています。スマートフォンとパソコンなど2台の機器へ同時に接続できるため、音楽鑑賞だけでなく、動画視聴や在宅作業にも取り入れやすい製品です。
一方、オンイヤー型はイヤーパッドを耳へ直接乗せる構造なので、頭や耳の形によっては長時間使用すると圧迫感が出る場合があります。アクティブノイズキャンセリングや、aptX・LDACなどのコーデックには対応していません。
| 向いているケース | 気になる・確認したいケース |
|---|---|
| 軽いヘッドホンを探している 充電回数を減らしたい スマホとパソコンへ同時接続したい ワイヤレスと有線を使い分けたい アプリで音質を調整したい 手頃な価格の商品を選びたい | ノイズキャンセリングを重視する 耳を覆うオーバーイヤー型が好み aptXやLDACを利用したい ヘッドバンドまで小さく折り畳みたい 強い遮音性を求める オンイヤー型の圧迫感が苦手 |
Soundcore H30iの主な特徴
- 商品名:Soundcore H30i
- 製品型番:A3012
- メーカー:アンカー・ジャパン株式会社
- タイプ:オンイヤー型ワイヤレスヘッドホン
- サイズ:約16.7×7.5×18.6cm
- 重さ:約183g
- カラー:ブラック、オフホワイト、レッド
- ドライバー:40mm
- 通信規格:Bluetooth 5.3
- Bluetoothプロファイル:AVRCP・A2DP・HFP
- 対応コーデック:SBC・AAC
- Bluetooth動作範囲:約15m
- 音楽再生時間:最大70時間
- 充電時間:約2時間
- 短時間充電:5分間の充電で約4時間再生
- 充電端子:USB Type-C
- 有線接続:3.5mm AUXケーブルに対応
- マルチポイント:2台の機器へ同時接続可能
- アプリ:Soundcoreアプリ対応
- ノイズキャンセリング:非対応
- 付属品:Soundcore H30i、USB-C&USB-Aケーブル、3.5mm AUXケーブル、クイックスタートガイド兼安全マニュアル
RyuSoundcore H30iを実際に使った感想
届いた商品と付属品


届いたときの様子。今回購入したブラックは全体が落ち着いた色で統一されており、ロゴも大きく目立たないシンプルなデザインです。高級ヘッドホンのような金属感はありませんが、普段使いしやすい外観だと感じました。イヤーパッドにはクッション性があり、指で触れると柔らかさを感じます。電源を入れると、インジケーターが青く点灯します。
軽さと持ち運び
本体は約183gで、手に持ったときにも軽さを感じます。イヤーカップを回転させて平らにすると、バッグへ収納するときの厚みを抑えられます。ただし、ヘッドバンド部分を内側へ折り畳める構造ではないので、完全に小さくなるわけではありません。


イヤーカップを平らにした状態です。
音質
実際に音楽を聴くと、低音がやや強めで、ドラムやベースの音を感じやすい印象でした。ボーカルや動画のセリフも聞き取りやすく、普段の音楽鑑賞や動画視聴には十分な音質だと感じています。
音の細かな解像感や広がりを最優先するというより、軽さやバッテリー持ち、価格とのバランスを重視した音質だと感じました。
装着感・側圧
イヤーパッドにはクッション性があり、短時間の使用では硬さを感じにくいです。ただし、オンイヤー型なのでパッドが耳の上へ直接当たります。長時間装着すると、人によっては耳やこめかみに圧迫感が出る可能性があります。
静かな室内で音量を上げると、近くにいる人には音がわずかに聞こえる場合があります。外出先では音量を上げすぎないよう注意したほうがよいと感じました。
マルチポイント
Soundcore H30iは2台の機器へ同時に接続できます。私はパソコンとスマートフォンへ接続しておくことで、パソコンでの動画視聴とスマートフォンへの着信を切り替えやすくなりました。
Soundcoreアプリ
Soundcoreアプリへ接続すると、イコライザーの設定、マルチポイント接続、ファームウェア更新などを利用できます。初期状態の音が好みに合わない場合でも、低音やボーカルの聞こえ方を調整できる点は便利です。
有線接続の注意点
付属の3.5mm AUXケーブルを使用すると、有線ヘッドホンとしても利用できます。ただし、有線接続中はBluetooth接続が自動的にオフになり、内蔵マイクと本体ボタンも使用できません。
バッテリー持ちと充電時間
最大70時間再生に対応しているため、短時間の音楽鑑賞や動画視聴が中心なら、頻繁に充電する必要はありません。
私は主に自宅で使用していますが、数日使用してもバッテリー残量をあまり気にせず使えました。正確な再生時間までは計測していないものの、以前使用していたヘッドホンより充電回数を減らしやすいと感じています。
また、5分間の充電で約4時間再生できる短時間充電にも対応しているため、使用前にバッテリーが少ないことに気づいた場合にも便利です。



Soundcore H30iの良いところ・気になるところ
良いところ
- 約183gと軽く、持ち運びやすい
- 最大70時間再生に対応し、充電回数を減らしやすい
- 5分間の充電で約4時間再生できる
- スマートフォンとパソコンなど2台へ同時接続できる
- Soundcoreアプリで好みに合わせて音質を調整できる
- ワイヤレスと3.5mm AUXケーブルによる有線接続を使い分けられる
気になるところ
- アクティブノイズキャンセリングには対応していない
- オンイヤー型のため、長時間使用すると耳やこめかみに圧迫感が出る場合がある
- 耳全体を覆わないため、遮音性や音漏れには注意が必要
- 対応コーデックはSBCとAACで、aptXやLDACには対応していない
- ヘッドバンド部分を小さく折り畳む構造ではない
- 専用の収納ケースは付属していない
- 有線接続時はH30iの内蔵マイクと本体ボタンを使用できない
Soundcore H30iの口コミ・評判
Soundcore H30iの口コミでは、「軽くて使いやすい」「価格を考えると音質に満足」といった評価が見られます。
一方で、オンイヤー型のため「締め付けが気になる」という声や、「収納ケースが付属していないのが気になる」といった意見もあります。
装着感は耳や頭の形によって個人差があるため、口コミだけでなく、実際に使用した感想もあわせて紹介します。
良い口コミ・評判
- 本体が軽く、普段使いしやすい
- 価格が手頃で、初めてのワイヤレスヘッドホンにも選びやすい
- 普段の音楽鑑賞や動画視聴には十分な音質
- Bluetooth接続や基本操作が分かりやすい
- 装着感が自分に合えば、長時間でも使いやすい
軽さや普段使いしやすい音質については、私自身の感想とも近いです。実際に使ってみても約183gという軽さは分かりやすく、音楽鑑賞や動画視聴など普段使いには十分な音質だと感じています。
また、私はパソコンとスマートフォンを使い分けることがあるため、2台へ同時接続できるマルチポイントも便利に感じています。
気になる口コミ・評判
- 頭や耳の形によっては締め付けを強く感じる場合がある
- 専用の収納ケースが付属していない
- Bluetooth接続時などの確認音を大きく感じる場合がある
- オンイヤー型のため、装着感には個人差がある
装着感については、私もオンイヤー型ならではの圧迫感は購入前に確認した方がよいと感じます。短時間では気になりにくいですが、イヤーパッドが耳の上へ直接当たるため、長時間の使いやすさは頭や耳の形によって変わると思います。
また、イヤーカップは平らにできますが、ヘッドバンドまで小さく折り畳める構造ではありません。持ち運びやすさを最優先する場合は、この点も確認しておくとよいでしょう。
Soundcore H30iが売り切れならQ20iも候補
Soundcore H30iは、私が購入した当時はAnker公式ショップなどから購入しやすい商品でしたが、現在は在庫切れとなることがあります。
H30iを購入できない場合、同じSoundcoreで現在販売されている「Soundcore Q20i」も候補になります。
Q20iは耳全体を覆うオーバーイヤー型のワイヤレスヘッドホンで、H30iにはないアクティブノイズキャンセリングに対応しています。
主な特徴は次のとおりです。
- オーバーイヤー型
- 約246g
- 40mmドライバー搭載
- 最大60時間再生
- ノイズキャンセリング使用時は最大40時間再生
- アクティブノイズキャンセリング対応
- 外音取り込みモード対応
- 2台へ接続できるマルチポイント対応
- Soundcoreアプリ対応
- 3.5mm AUXケーブルによる有線接続対応
H30iより本体は重くなりますが、ノイズキャンセリングに対応しているため、電車や飛行機など周囲の音が気になる場所でも使いやすいモデルです。
なお、Q20iはH30iの直接的な後継モデルではありません。H30iはオンイヤー型、Q20iはオーバーイヤー型となり、装着感や本体重量にも違いがあります。
また、私はQ20iについては実際に購入して使用したわけではありません。そのため、H30iのような実使用レビューではなく、現在購入しやすいSoundcoreの代替候補として紹介しています。
Soundcore H30iとQ20iの違い
軽さや持ち運びやすさを重視するなら、約183gのH30iが向いています。最大70時間再生に対応している点もH30iのメリットです。
一方、Q20iは約246gと重くなりますが、耳を覆うオーバーイヤー型で、アクティブノイズキャンセリングや外音取り込みモードにも対応しています。
H30iを購入できるショップが見つかり、軽さや長時間再生を重視する方はH30i。
H30iが売り切れている場合や、多少重くなってもノイズキャンセリングを使いたい方はQ20i。
このように選ぶと分かりやすいでしょう。
Soundcore H30iのよくある疑問
- Soundcore H30iにノイズキャンセリングはありますか?
-
アクティブノイズキャンセリングには対応していません。イヤーパッドによる一定の遮音性はありますが、電車や飛行機の走行音を積極的に打ち消す機能はないため、騒音対策を重視する場合はノイズキャンセリング対応モデルが向いています。
- オンイヤー型とオーバーイヤー型の違いは何ですか?
-
オンイヤー型は、イヤーパッドを耳の上へ乗せて使用します。耳全体を覆うオーバーイヤー型より本体を軽く小さくしやすい一方、耳へ直接圧力がかかりやすく、遮音性や低音の感じ方も異なります。
Soundcore H30iは約183gと軽量ですが、装着感は頭や耳の形によって変わります。
- マルチポイント接続に対応していますか?
-
2台のBluetooth機器へ同時に接続できます。パソコンとスマートフォンなどを登録しておけば、機器ごとに接続し直す手間を減らせます。
- 有線でも使用できますか?
-
付属の3.5mm AUXケーブルを使用すれば、有線ヘッドホンとして利用できます。有線接続中はBluetooth接続が自動的にオフになり、H30iの内蔵マイクと本体ボタンは使用できません。
なお、通話自体は接続したスマートフォンやパソコンなど、機器側のマイクを使えば可能です。
- Soundcoreアプリでは何ができますか?
-
イコライザー設定、マルチポイント接続、ファームウェア更新などを利用できます。好みに合わせて音質を変更したい場合は、アプリを使用すると便利です。
- 充電しながら使用できますか?
-
取扱説明書では、充電中にヘッドホンの電源を入れないよう案内されています。使用前に充電を済ませてください。
- どのくらいバッテリーが持ちますか?
-
公式の最大再生時間は70時間です。ただし、実際の再生時間は音量や使用環境によって変わります。5分間の充電で約4時間再生できる短時間充電にも対応しています。
- 通話やオンライン会議にも使えますか?
-
Bluetooth接続中は内蔵マイクを使って通話できます。ただし、周囲の騒音や使用環境によって相手側の聞こえ方は変わります。有線接続時は内蔵マイクを使用できません。
Soundcore H30iのまとめ
軽さと最大70時間の長時間再生を特徴とする、オンイヤー型のワイヤレスヘッドホンです。
Bluetooth 5.3によるワイヤレス接続に加え、マルチポイント、Soundcoreアプリ、3.5mm AUXケーブルを使った有線接続にも対応しています。手頃な価格ながら、普段使いに必要な機能が一通りそろっている点が魅力です。
実際に手に取ると本体は軽く、イヤーカップを平らにできるため、室内だけでなく外出先へ持ち運ぶ用途にも使いやすいと感じました。イヤーパッドにはクッション性があり、音楽鑑賞や動画視聴へ手軽に取り入れられます。
一方で、アクティブノイズキャンセリングには対応していません。また、オンイヤー型はイヤーパッドが耳へ直接当たるため、頭や耳の形、使用時間によっては圧迫感が出る可能性があります。
対応コーデックはSBCとAACに限られ、LDACやaptX系のコーデックには対応していません。ワイヤレス接続時の音質や細かな音の表現を重視する方には、上位モデルのほうが向いています。
「軽くてバッテリーが長持ちするヘッドホンを探している」「スマートフォンとパソコンで使い回したい」「初めてワイヤレスヘッドホンを購入したい」という方には、検討しやすいモデルです。
ただし、現在はH30iが在庫切れとなることがあります。購入できるショップが見つかればH30iを検討し、売り切れている場合は同じSoundcoreで現在販売されているQ20iも候補にするとよいでしょう。
Q20iはH30iより重くなりますが、オーバーイヤー型でアクティブノイズキャンセリングにも対応しています。軽さを優先するならH30i、ノイズキャンセリングや現在の購入しやすさを重視するならQ20iという選び方ができます。



























