PCやスマホ、タブレットを使っていると、怪しいサイトに接続してしまったり、判断に悩むことがあるはずです。ウイルスや詐欺サイトなどの脅威は日々増え続けており、脅威も常に進化を続けていくため、知識はあっても決して油断する事はできません。
最近ではAIの進化も早く、AIのアプリやサービスを利用する機会も増えていると思いますが、たとえばファイル変更などの意図しない(私たちが気づかない)操作が行われていたら、情報漏洩や乗っ取りのリスクが高まってしまいます。
「ウイルスバスタークラウド」は、これまでのセキュリティ対策に加えAIアプリガード機能も実装されているため、この製品ひとつで広くカバーすることができます。この記事では、ウイルスバスタークラウドを実際に使ってわかったことや、選ぶべき理由をわかりやすくご紹介します。
- ウイルスバスタークラウドの機能や特徴
- ウイルスバスタークラウドのメリットとデメリット
- 実際に使ってみた使用感
ウイルスバスタークラウドとは
トレンドマイクロ が販売するウイルス対策ソフト「ウイルスバスター」のクラウド版製品になります。ダウンロード式の「1年3台版」や「3年3台版」など、複数のパソコンやスマホ、タブレットに使えるライセンスパックのようなものです。
最近はAIを使う方がかなり増えていますが、AIアプリやAIサービスがファイル変更をブロックするなど、許可していない変更によるファイルの改ざんを防いてくれる仕組みも実装されています。
本記事で紹介するウイルスバスタークラウドは、3年3台版のパッケージとなります。
ウイルスバスタークラウドの主な特徴
- ブランド名:トレンドマイクロ ウイルスバスター
- シリーズ名:ウイルスバスタークラウド
- 主な機能:ウイルス対策、フィッシング詐欺対策、プライバシー保護、保護者による利用制限、ファイアウォール強化、パソコン・スマホ最適化、盗難・紛失対策
- 対応台数:最大3台(Windows、Mac、Chromebook、Android、iPhone)
- ライセンス期間:3年間
- 配布形態:ダウンロード版(シリアル番号をメール受信)
- サポート体制:365日年中無休の電話・メール・チャット対応



実際にウイルスバスタークラウドをパソコン画面で開いたときの様子


これがメイン画面になります。スキャンと用途ごとの直感的に分かりやすいデザイン。


「パソコンを守る」と「個人情報を守る」の設定画面。主に使うのはこの辺り。


大事なスキャン設定内容です。リアルタイムスキャンは必ず有効にしましょう!


とくにキャッシュや履歴削除の習慣がない場合は、全項目有効がおすすめです。


「データを守る」と「家族を守る」の設定画面。大事な個人情報系ファイルのあるフォルダは「フォルダシールド」に設定するのがおすすめです。



ウイルスバスタークラウドの良いところ/悪いところ
- 3年間のライセンスで更新の手間を減らせる(毎年では煩わしい)
- 最大3台の端末に対応、PC・スマホ・タブレットを自由に組み合わせ可能
- クラウドスキャンにより動作が軽く、スキャン中でも通常通りPCを使用できる
- 初心者でも高精度のアンチフィッシング機能で、ネットサーフィンの安全性が高まる
- ダウンロード版のため購入後すぐ利用可能でき、ライセンス認証設定も簡単
- 365日サポートがあり、インストールから使い方まで問い合わせもできる
- 3年分の料金なので高く感じてしまう (実際は1年版より安くてお得)
- 保護ブラウザ機能がWindowsに限定されている
- 更新時の催促通知が多く、ストレスを感じることがある
- スマホやタブレットでは管理対象の機能が少なく、PCと比較すると同等レベルのサービスとは感じにくい
ウイルスバスタークラウドの口コミ・評判
- 慣れており、安心感と使い勝手が高評価、インストールが簡単で3デバイス対応が便利
- 動作は軽い印象、長年使っている信頼感が決め手
- メールでダウンロード案内が来るのでセットアップも迷わない
- 3年版は更新の手間が不要で、本当に便利
- 契約切れが近くなると更新通知がしつこく感じる
- 価格が少し高いと感じる、もう少し安くなれば嬉しい
- ライセンス更新時にシリアル入力で少し迷った、切れた番号が残るのがわかりづらい
- メールの詐欺対策通知が見づらい
ウイルスバスタークラウドのまとめ
ウイルス対策ソフトはかなりの数がありますが、言わずもがなトレンドマイクロのウイルスバスターは定番中の定番ですよね。
以前はパソコンだけ導入している人が多かったですが、最近はiPhoneやandroidなどのスマホやタブレットまですべて使うユーザが増えています。セキュリティのリテラシーがあっても、誤ってフィッシング詐欺サイトなどへアクセスしてしまう可能性はあり得ますので、入れておいて損はありません。
たとえば家族のパソコンやスマホにライセンスを付け替えるなど、買ったあとの自由度が高いため、その時々の利用シーンにあわせ無駄なく使いやすいのが魅力です。




