地震や火災などで、普段使っている玄関や階段から避難できない状況になったときの備えも気になっていました。私自身、過去に大規模地震を経験したこともあり、住まいを選ぶときから避難のしやすさを意識しています。
そこで購入したのが、トーヨー消火器工業の「ステップダンⅡ 522」です。3階用として販売されている避難ロープ装置で、全長7.7m、22個のステップが付いています。
実際に購入してみると、想像していた一般的な金属製の避難はしごとはかなり形状が違いました。また、どこにでも取り付けられる商品ではなく、取り付け場所や地上までの高さを事前に確認しておくことが重要です。
なお、今回紹介する522はメーカー公式で「未検品」とされ、消防法上の設置対象には使用できない商品です。法令上必要な避難器具の代わりとして紹介するものではありません。
本記事では、実際に購入した522のサイズや収納状態、取付金具、保管場所などを確認しながら、購入前にチェックしておきたいポイントをご紹介します。
- ステップダンⅡ 522の特徴と仕様
- 3階用7.7mを購入したときの実物
- 522と2階用5013の違い
- 購入前に確認したい地上までの高さ
- カラビナ式取付金具の形状
- 実際に見て感じたステップ幅と取付金具
- 保管するときに確認したい場所
- ステップダンⅡ 522の良いところ・気になるところ
- ステップダンⅡの口コミ・評判
ステップダンⅡ 522とは?
ステップダンⅡは、トーヨー消火器工業が販売している避難ロープ装置です。
私が購入した「522」は3階用として販売されているモデルで、2本のロープの間に足を掛けるステップが並んだ構造になっています。
全長は50kg荷重時で7.7m、ステップ数は22、重量は約3.3kgです。取付金具は標準ではカラビナ式で、可変フックはオプションとして用意されています。
私は非常時の追加の備えとして購入しましたが、実際に使用できるかどうかは建物や取り付け場所によって異なります。購入前に「何階だから大丈夫」と判断するのではなく、取付位置から地上までの高さや、固定できる場所を確認する必要があります。
ステップダンⅡ 522の主な特徴
- 商品名:ステップダンⅡ型
- 品番:522
- 商品区分:3階用として販売されている避難ロープ装置
- 全長:約7.7m(50kg荷重時)
- ステップ数:22
- ステップ幅:約15cm
- 重量:約3.3kg
- 取付金具:カラビナ式
- 可変フック:オプション
- メーカー:トーヨー消火器工業
- 区分:未検品品
- 消防法設置対象:使用不可
2階用5013と3階用522は性能評定の扱いが異なる
ステップダンⅡには複数の長さがありますが、2階用と3階用を単純に「長さ違い」と考えない方がよい点があります。
2階用の5013は、一般財団法人日本消防設備安全センターの性能評定品で、メーカー公式では評定番号「評H-016-1号」と案内されています。
一方、私が購入した3階用の522はメーカー公式で「未検品」とされており、消防法上の設置対象には使用できません。また、メーカーFAQでは、消防法上の避難ロープは2階まで使用可能と説明されています。522が「3階用」として販売されていても、消防法上3階へ設置できる性能評定品という意味ではありません。
私の記事では家庭で任意に備える目的で購入した522をレビューしていますが、建物に法令上必要な避難器具を選定する場合は、この記事だけで判断せず、建物管理者や所轄消防機関などへ確認してください。
ステップダンⅡ 522を購入したときの様子

実際に取り出してみると、2本のロープの間に細いステップが並んだ構造になっています。ステップ幅は約15cmで、一般的な金属製のはしごをイメージしていた私は、思っていたよりかなり細く感じました。

私が購入した522は、先端にカラビナ式の取付金具が付いています。実物を見ると構造自体はシンプルですが、どの手すりや窓枠にも取り付けられるわけではありません。
非常時に初めて取り付け場所を考えるのではなく、平常時に取扱説明書を確認し、自宅で固定できる場所があるか確認しておく必要があります。
7.7mなら3階で必ず使える?購入前に高さを確認
522は「3階用」として販売されていますが、建物によって階高や取付位置は異なります。
そのため、「3階だから522を買えばよい」と階数だけで決めるのではなく、実際に取り付ける位置から地上の降着面までの高さを確認して選ぶ必要があります。
私が購入した522は、50kg荷重時の全長が約7.7mです。
トーヨー消火器工業のFAQでは、避難はしご・避難ロープともに、降着面までの高さは50cm以下と案内されています。そのため、単純に「7.7mあるから自宅の3階でも使える」と考えず、取付位置から地上の降着面までの高さを事前に確認する必要があります。
自宅で必要な長さや取付条件を判断できない場合は、販売店や専門業者、建物管理者などへ確認してから選んだ方がよいと思います。
非常時の前に取付場所と使い方を確認しておく
避難器具は、購入して収納しておくだけではなく、非常時にどこから取り出し、どこへ取り付けるのかを平常時に確認しておくことが重要です。
私も購入したことで安心して終わりにせず、取扱説明書と取付金具の形状、設置を想定している場所を確認しておきたいと感じました。
家族と暮らしている場合は、保管場所も共有しておいた方がよいと思います。
なお、高所から実際に降下する訓練を自己判断で行うのは危険です。実地訓練を行う場合は、取扱説明書や建物管理者・消防機関などの指導に従ってください。
ステップダンⅡ 522はどこに保管する?
避難器具は、必要なときにすぐ取り出せる場所へ保管しておくことも重要です。
トーヨー消火器工業では、ステップダン・ステップダンⅡは室内の見やすい場所へ保管し、屋外へ置く場合は格納箱へ入れるよう案内しています。
私も「普段使わないから奥へしまう」のではなく、非常時に取り出せる場所を決めておく必要があると感じています。
取扱説明書も別の場所へしまわず、本体と一緒に確認できるようにしておくと分かりやすいと思います。
ステップダンⅡ 522の良いところ/気になるところ
良いところ
- 3階用として全長約7.7mある
- 約3.3kgで収納時は比較的コンパクト
- 2本のロープと22個のステップで構成されている
- カラビナ式の取付金具が付いている
- 私は非常時の追加の避難手段として備えられた
- 実物を確認したことで取付場所を考えるきっかけになった
気になるところ
- 3階用でも建物によって必要な長さは異なる
- 固定できる場所がなければ使用できない
- ステップ幅は約15cmと細い
- 非常時に初めて使い方を確認するのでは遅い
- 保管場所を家族で共有しておく必要がある
- 522は未検品で消防法設置対象には使用できない
- 法令上必要な避難設備の代替として自己判断で設置できない
ステップダンⅡの口コミ・評判
良い口コミ・評判
- 非常時の備えとして購入した
- 収納して保管しやすい
- 取付金具の構造が分かりやすい
- 繰り返し使用できる点を評価する声がある
気になる評判
- 想像していたはしごより幅が細かった
- 取付部分を購入前にもっと確認したかったという声がある
- 価格を高く感じる場合がある
- 実際に高所で試すのが難しい商品という声がある
ステップダンⅡ 522のまとめ
私がステップダンⅡ 522を購入した理由は、普段使っている避難経路が利用できない場合に備えて、別の手段についても考えておきたかったからです。
実際に購入した522は、3階用として販売されている全長約7.7mの避難ロープ装置で、22個のステップとカラビナ式の取付金具が付いています。
実物を見ることで、「買って置いておけば終わり」ではなく、自宅のどこへ取り付けられるのか、地上まで十分な長さがあるのか、家族が保管場所を知っているかまで確認しておく必要があると感じました。
特に注意したいのが、今回紹介している3階用522は、メーカー公式では未検品品であり、消防法上の設置対象には使用できないことです。法令上必要な避難器具を選ぶ場合は、建物管理者や消防機関などへ確認してください。
また、3階用という名称だけで選ばず、実際の取付位置から地上までの高さと固定場所を確認してから購入する必要があります。
私の場合は、大規模地震を経験したこともあり、「もしものときの別の避難手段を考えておく」という意味で購入しました。使う機会がないのが一番ですが、購入をきっかけに自宅の避難経路や保管場所まで見直せたことには意味があったと感じています。
Ryu













